csv_cr10.lzh ( Filesize: 13,455 )
単刀直入に言えば、 CSV テキストファイルの項目内(セル内)改行を「¶」JIS #2279 (段落記号) という文字に置き換えてしまいます。
もちろん、桐の TBL や WFM, RPT の定義で 「¶」JIS #2279 (段落記号)を強制改行文字として扱うことを前提にしています。
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マイクロソフトのアプリは項目内(セル内)改行がある場合に、CSV テキストファイルに保存しようとすると、 MS-Access と MS-Excel では互換性のない形式で書き出してしまいます。
具体的には、項目内(セル内)改行を MS-Access では通常の改行コード(x0D0A)で書き出すのだが、 MS-Excel では 極めて異常な改行コード(x0A これは MS-DOS/Windows では異常コードで、 UNIX 環境での標準改行コード)で書き出すのです。
その結果、MS-Access でさえも MS-Excel の CSV データを正常に読み込むことが不可能になっているという「超クソ仕様」です。
で、管理工学側では「桐8は MS-Excel の仕様の CSV のみに対応しており、同じデータベースソフトの MS-Access の CSV データを正常に扱えない」という極めて信じがたい中途半端な仕様になっているのです(もちろん、データの中に項目内改行がない場合には全く問題がありませんが)。
通常の処理ではこの壁を乗り越えることはできません。
私自身、仕事の関係でどうしても大量のこの手のクソデータを一括取り込みする必要に迫られてしまいましたので、この一括処理を作ったということです。
ソフト名: | 桐8用 CSV内「強制改行」変換CMD |
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動作OS: | Windows 98 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト(寄付歓迎) |
作者: | Ogo |