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ソフト詳細説明

ジジの物語は、ジジがおさかなの国のお話を聞いた事から始まります。
おさかなの国とは、猫の間で語り継がれている国で、そこにいけばおさかな食べ放題で、一生食べ物に困らないという夢の様な所です。
　ほとんどの猫はこの国を空想の理想卿と考え、真剣に行こうなんて考えませんでしたし、そんな事を口にしたら猫の寄り合い仲間からバカにされかねませんでした。
地球が平面であると考えられていたときに、地球を一周しようとしてバカにされた冒険家に似ています。で、たいがいの猫は自分の住か周辺から離れようとしませんでした。
　でもジジは真剣に「行きたい！」と思いました。そう思った理由は他にもありましたが、別の所で語られることでしょう。とりあえずジジは、ジパングやアメリカ大陸を発見しようとした大航海時代の英雄のごとく、旅立ちました。
　おさかなの国が存在するという科学的根拠は全くないですし、本当に理想の上で生まれた空想の国かもしれませんし、本当にあるかもしれません。
　それについてはいずれ、分かる事でしょう。

　さて、今回のお話の舞台は、前回の「おさかな崩し」の続きで、「なぞなぞの森」よりも手前に当たります。
　ここには空飛ぶおさかなが登場します。なぜおさかなが飛んでいるのかはまだ良く分かってませんが、ジジは「おさかなの国からお散歩に来ている」程度に考えているでしょう。いや、そうに違い有りません。なぞなぞの森第３話に登場する、「カティ」の村の村人の話では　「あんまり空が青いから、海と勘違いして泳いでいるのだろう。」
ということで、なるほどこれはもっともな話で、私もこの説を７割支持します。
同じく岩も飛んでいますね。私達から見ると大変な珍事ですが、この村の住人にとっては岩が空を飛ぶのは太陽が東から昇のと同じくらい日常的なことです。
ひょっとして「軽石」なのかもしれませんね。この岩から推測すると、さきほどのおさかなの謎が解けそうな気がします。おさかなは、渡り鳥のように、渡り魚なのかもしれません。渡り魚は、鳥から身の危険を護るため、この岩が空を飛ぶ時期を見計らって渡りをするのです。ジジもこの岩で苦労ことになります。

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