raybase.lzh ( Filesize: 160,950 )
RayBaseは、数々の先進性を備えたレイトレーシング・プログラムRayCustomに
データ管理機能を付加し、ユーザに快適なGUIを提供するためのモジュールです。
BASEDLL.DLL
RayBaseのデータ管理を請け負うモジュールは、クラスライブラリとして独立し
DLL(BASEDLL.DLL)として供給されます。BASEDLL.DLLがRayCustomの実行モジュー
ルを制御しレンダリングに必要な手続きをユーザに代り行います。その結果、ユー
ザ自身は、RenderManを範として拡張したRayCustomの膨大な関数仕様を知ること
なくデータ作成に専念できます。
と、同時にBASEDLL.DLLは、プログラム開発者に対しても有効の開発環境を提供
します。RAYDLL.DLLの関数を呼ぶ代りにBASEDLL.DLLのクラスライブラリを呼ぶこ
とでプログラム作成が容易になります。ファイルの入出力、データ管理の一切は、
BASEDLL.DLLの作業として位置付けられます。これは丁度、Windowsアプリケーショ
ンの開発過程でWindows関数を呼ぶ代りに、例えばBorland社の提供するOWLを呼ぶ
ことでプログラム開発期間を短縮できるのと同様のイメージで捉えられます。
またBASEDLL.DLLはRayCustomのインターフェイスを隠蔽してくれるので将来、
Windowsに纏わる環境が進化してもBASEDLL.DLLを経由するプログラムは殆ど変更
する必要がありません。例えば近い将来、Windowsでシリコン・グラフィックス社
のグラフィックス・インターフェイス(OPENGL)がサポートされる事が既にアナ
ウンスされています。そんな場合でもOPENGLの制御はBASEDLL.DLLが担いアプリケー
ションへの影響は最小限で済みます。
BASEDLL.DLLの環境を利用することで、複数のアプリケーションが資源を共有し、
互いに補完しあって機能するようなGUIが実現できます。ひとつの巨大な
Windowsプログラムを記述する変わりに、小さなWindowsプログラムが複数集まっ
て高度な機能を実現するを目的に開発されたモジュールがBASEDLL.DLLなのです。
本ソフトウェアは,シェアウェアとして供給されます。が,
本ソフトウェアには,煩いメッセージが表示されたり,
機能が限定されているといった制限は一切ありません。
ただし,
RayBaseの試用には、RayCustomの
DXF+/MdlCustom/AttCustom/AnmCustomの試用には、RayCustom、RayBaseの
ライセンスが必要です。
本ソフトウァアのダウンロードおよび1(MdlCustom,AnmCustomは2)週間程度
の試用は無料ですが、継続して使用される場合,
正規使用ライセンス料を支払う必要があります。
また試用期間中に作成された作品は,ライセンス手続きを完了するまで,
作品作成者の著作権,および利用権(コンテストなどへの応募)は認められません.
プログラム・インストール手順は、MANUAL.WRI(RAYBASE.WRIなど)に記述してあります。
ソフト名: | RayBase |
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動作OS: | Windows 3.1 |
機種: | 汎用 |
種類: | シェアウェア :5,000円 |
作者: | 高桑 昌男 |