jh.lzh ( Filesize: 25,404 )
TeX はプロポーシャナル・スペーシング, ligature, kerning 等の様々な処理をしてくれるため, 非常に美しい出力が得られます。反面, 画面のイメージをそのまま出力したい場合には, これらの機能があだとなってしまう事があります。欧文だけの文書の場合は
\begin{verbatim}
nantara kantara
kakukaku shikajika
\end{verbatim}
等のように verbatim 環境を使用すれば, この問題は難無くクリアあれますが, 漢字が含まれている場合は欧文のタイプライタ体と漢字の明朝, ゴチック体の幅の比率が 1:2 になっていない為, 図が崩れてしまいます(漢字の方が幅が狭い)。
NTT jTeX の場合は全ての漢字の幅が同じである為, justhalf.mf というフォントを使用すればこの問題はクリアされますが, ASCII 日本語TeX やPTeXの場合は, 括弧や句読点の幅が他の文字より狭くなっている為, この方法は使用出来ません。
本ツールはテキストファイルを ASCII日本語TeX, PTeX で画面で見たイメージ通りに出力されるような入力ファイルに変換します。尚, スタイルファイルに若干の修正(非常に簡単な修正です。詳しくはドキュメントを参照して下さい。)をいれる事によって, NTT jTeX でも使用可能です。
ソフト名: | jh |
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動作OS: | 汎用 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 古川 正恵 |