kwp.lzh ( Filesize: 50,984 )
文字を入力している最中に、次に続くとてもしゃれた言いまわしや、文章構成がひらめいたのにもかかわらず、変換作業に手まどい、そのひらめきがどこかにとんでいってしまう。そんな悔しい思いをしたことはないでしょうか。そこで、このワープロKWPは、二種類の変換方式を組み込みました。一つ目の変換方式は、従来と同じ文字の入力時に変換を行うノーマルなものですが、二つ目は平仮名を変換なしでメモリーの許す限り(64kb)いっきに入力し、最後に、または、一区切りついた時点で変換するという、入力と変換を分離したものです。この二つ目の変換方法を使えば、頭の中に浮かんだ瞬時のひらめきを、変換作業と言うわずらわしさに邪魔されず、一気に吐き出せるわけなのです。しかしながら、このソフトは私用目的のために作られたもので、機能が一部限定されています。その大きなものは次の三点です。
?半角文字が使えない。
?編集用紙サイズが、400字詰め原稿用紙に固定されている。
?印刷可能なプリンタが、特定の機種に限定され、印刷書式も特殊な書式となっている。
このほかにも細かな点で、貧弱な部分は多数あると思います。そもそもこのソフトは、文字入力と変換を分離して行うことだけを目的に計画され、その他の機能は、あれもこれもと欲が出てきて
後から付け加えられていったものなのです。ですから、ワープロと言うよりは、テキストエディタもどきに、ちょっした印刷機能が付いたものと考えてもらったほうがいいのかもしれません。
ソフト名: | シナリオ用日本語ワープロ |
---|---|
動作OS: | MS-DOS |
機種: | PC-98 |
種類: | フリーソフト |
作者: | K.E |