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ソフト詳細説明

　私は、MSX用のソフトをMS-DOS上でクロス開発していることも有り、DOSプロンプトを利用することも結構有りますが、ディレクトリ階層が深いと、ディレクトリを移動するのに、コマンドラインから長いディレクトリ名を打ち込むのが面倒でDOS上のファイラーを使って移動していました。
　Windows 95になっても同様でしたが、ディレクトリ名の打ち込みの問題はさらにひどくなり、既存のDOS用ファイラーの多くが、ロングファイル名対応になっておらず、ディレクトリ名が長いとディレクトリー名が分からず不便な思いをする、Windows用のファイラーでは、ディレクトリの変更が不便と、問題はさらにひどくなりました。
　この三重苦の中でFM V2.63+Patch 2.1を見つけ、利用していましたが、1行表示以外では、長いファイル名が見られない、ファイル名の大文字と小文字の違いが分からない、ディレクトリ名表示は相変わらず短いままと言う点が不便だと思い、FM V2.63+Patch 2.1を更に改造するにいたりました。
　本バージョンでは、特に、Windows 95環境で使いやすくなるよう、ツリー表示で長いディレクトリ名を表示するようにしたり、ロングファイル名に対応したマクロ命令を装備したり、ファイル表示をロングファイル名でソートできるようにするといった改良を行いました。
　加えて本バージョンでは、ファイルのコピーなどの操作にもロングファイル名が使えるようになり、Windows 95/98環境での常用に耐えうるものになったと思っております。

動作環境