kantas.lzh ( Filesize: 140,860 )
このプログラムは、カナで入力された分かち書き文を、使い慣れたフロントエンドプロセッサ(FEP)の機能(もちろん辞書も)を使って、逐次、漢字に変換していくものです。各種点字エディタやユリーカなどで書いたカナの分かち書き文を簡単に漢字カナ混じり文に変換できます。
プログラムを起動すると、文節ごとにFEPにデータが転送されます。そうするとお馴染みの漢字変換画面になりますので、必要な変換を行って、確定して下さい。変換結果は、順次、ファイルに記録されます。したがって、FEPの変換が正しいかどうかをチェックしていくだけで、カナの分かち書き文が漢字カナ混じり文へ変換できるのです。点字で書いた文書の校正をしながら漢字変換ができると考えていただければ結構です。漢字変換の仕方には、このような対話的な方法の他に、全自動変換モードも用意しています。同音異義語が少ない文書の一括変換には便利かもしません(ただし、同音異義語がある場合には、一括変換後、また文書を修正しなければなりませんので、かえって手間かもしれませんヨ)。
なお、点字の表記法の内、現代カナ遣いと異なる部分(ウ列、オ列長音や助詞)を変換するためのフィルタやコンピュータ点字(NABCC)をカナに変換するためのフィルタ、半角文字と全角文字の相互変換フィルタが別に用意してありますので、これらと組み合わせればなお細かい変換が可能になります(カンタスのオプション指定でこれらのフィルタを自動的に起動することもできます。詳しくは使用方法をご参照下さい)。
ソフト名: | KANTAS |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | PC-98 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 中野 泰志 |