mlwin281.lzh ( Filesize: 31,669 )
MLWINは、プログラム中から比較的簡単に呼びだして使える、テキストベースのマルチウインドウ環境を提供するライブラリーです。ユーザーは、一定の準備を行なうだけで、簡単にマルチウインドウ、及びウインドウを使ったメニューを使用することができます。コンパクトさ、高速性を追求した結果、プログラムはオールアセンブラ記述となりました。
ウインドウの重なり具合いは正確に把握されていますので、ウインドウをクローズする場合、基本的にどのウインドウから閉じてもかまいません。文字列出力等も、他のウインドウに隠れていない限り、どのウインドウに対しても行なえるようになっています。
メニュー選択関数においては、拡張機能として、「キー処理関数機能」をサポートしています。これは、メニュー選択中に、メニュー選択以外のキーが押されたら、メニュー選択に拘らず、他の処理を並行してできるようにするためのものです。この機能を使用すれば、例えばメニュー選択中に C キーが押されたらカレンダーを表示し、SHIFT+ RETURNキーが押されたらエディターを起動する、といったようなプログラミングが簡単に行なえます。
また、マルチメニュープログラム開発支援の観点から、メニュー選択終了や中断に使用するキーついても、ユーザー側でのカスタマイズが可能となっています。メモリーの取は、必要に応じて、 MS-DOS より確保されますので、スモールモデル等においても、データエリアを圧迫することがありません。
複数のウインドウ枠 、豊富な文字カラーを用意してありますので、ユニークなオリジナルウインドウをオープンすることも可能です。
Ver. 2.60 から、30行環境対応となりました
Ver. 2.70 から、winit 実行時に確保される初期画面退避エリアを、EMSに追い出すことができるようになりました
◆ V2.77 → 2.80 バージョンアップ内容
1) wdspmode 関数のサポート
2) werror 関数のサポート
3) wclrerror 関数のサポート
4) wmessage 関数において、任意の文字列を表示できるように仕様変更
5) wprint, wlprint 関数において、エスケープシーケンスの実行を可能に
6) 同関数において、2 バイト拡張コードをサポート
7) winput, wlinput 関数において、CTRL + F1 〜 F10を編集終了キーとして設定可能に(カスタムモード時)
8) キーコード、キーデータ取得用のマクロを拡張
ソフト名: | MLWIN |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | PC-98 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 神部 源吉 |