spems210.lzh ( Filesize: 46,897 )
通常、EMS を扱うプログラムをCで作成しようとする場合、プログラマーはまず最初に、ページングやマッピングといったような、ハードウェアに密着した EMS 特有の概念について学ばなければなりません。
これは、もはや常識となっており、これらの知識なしで、EMS を取り扱うことは不可能です。が、これは、逆の言い方を許してもらえるならば、これらについて学ぶことをプログラマーに強要しているわけでもあります。
SPEMSは、そのような、ユーザーインターフェースの問題と真っ向から取り組み、どうしたら、誰でも本当に簡単に EMS を扱えるようになるかを熟考した結果生まれた、非常に型破りなライブラリーです。
このライブラリーで提供しているのは、DOS のファンクションコールをC用にただ焼き直しただけの、EMS 操作関数の羅列ではありません。それは、まさに EMS 操作環境そのものなのです。そのような意味で、SPEMSは、まさに常識外れのライブラリーと言ってよいでしょう。
SPEMSを使用する場合、ページングやマッピング等の知識は、いっさい必要ありません。それどころか、それらの知識を既にお持ちの方は、すべて忘れて戴いて結構です。面倒なことは、すべてライブラリー側で処理します。
また、処理はオールアセンブラ記述による、極めて高速&コンパクトなものです。
SPEMSを使用すると、EMS が、ちょうどディスクを扱うような感覚で取り扱えるようになります。あまりに簡単なので、最初は面食らってしまうかも知れません。
また、Cの標準関数である malloc との互換性も考慮されていますので、movedata等と組み合わせたデータ転送も可能となっています。
SPEMSは、Cの初心者からベテランまで、EMS を取り扱うプログラムを開発されるすべての方に提供するものです。
さあ、それでは、SPEMSの快適な EMS 操作環境をお楽しみください。
ソフト名: | SPEMS.LIB |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 神部 源吉 |