memory.lzh ( Filesize: 162,042 )
[ MEMORY.EXE ]は昔懐かしい『暗記カード』の電子版ですが、処理量・処理速度・処理機能・使い勝手の点で比較にならないほど強化されています。
この暗記カードシステムは、コンピューターが管理する電子のリングに数千枚の電子カードが束ねられていると考えることができます。
各カードの表には英単語、裏には日本語訳が記されていて英単語は最大50文字1行、日本語は半角換算で最大30文字1行と40文字1行の計2行です。
カードの隅には、そのカードを復習した年月日時刻が自動的に記入され、どの程度記憶したかの程度がレベル0から5の6段階で記入できるようになっています。また、特に重要と思われる単語には印をつけておく欄もあります。
学習者は、必要に応じて、リングからカードを外してランダムにシャッフルしたり、復習した日付時刻の古い順や記憶レベルの低い順に並べ替えたり、重要マークの付いている単語だけをピックアップすることも全自動で瞬時にできます。
また、カードの内容を一覧表にして文書ファイルを作成したり、印刷してノートを作成することもできます。
記憶する時には、シャッフルしたカードをリングに戻して1枚ずつ繰っていきます。めくる作業は、進んだり、戻ったり自由にできますし、手動でめくることも、指定した秒数で自動的にめくれるように設定することもできます。リングは、全部で10個用意されていて、各リングには最大1万枚のカードが搭載可能です。どのリングのカードをめくるかは、簡単な操作で選択できます。
単純な記憶作業に飽きたら、ゲームもできます。コンピューターがリングから任意の5枚のカードをはずして、裏の日本語を表示し、そのうちの1枚の表の英単語を読み上げてくれます。ユーザーは、5枚の中から正解を捜して点数を貰うしくみです。
ソフト名: | MEMORY |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | 汎用 |
種類: | PDS |
作者: | 京都大学教育 ソフト研究開発クラブ |