ATCC 2.00

atcc200.lzh ( Filesize:  18,248 )

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ソフト詳細説明

■作成動機
 少し前に、ある BBS で目にしたのですが、MIDI data を playbacker で再生する場合に、曲 data のある directory に移動しないと困る場合がある、というものです。これは、選曲 tool を利用する場合に起きる問題です。filer などでの拡張子連動機能を上手く使えば問題にならない事なんですが..。
 MIMPI で WRD 付き data を再生する場合に、WRD の中で外部 program 起動 command である @exec() を用いている時、MIMPI はそこで呼び出される program(.com / .exe file)に曲 data の path を付加して実行してくれます。これにより、WRD 関連の file を同じ directory に収めておけば、安心して曲の再生が出来るというものです。
 ところが、仮に、@exec() の program に対する parameter に file が含まれていた場合、その file までは MIMPI では認識できません。例えば、love.sng という曲 data が c:\midi\data\ という directory に存在し、同じく、その WRD である love.wrd があり、また、love.wrd の中で
@exec(love.exe /y /o /u letter.txt)
なんて記述があった場合、MIMPI は
>c:\midi\data\love.exe /y /o /u letter.txt
と path を付加して実行します。しかし、letter.txt までは認識できません。即ち、
  >mimpiv4.exe /e c:\midi\data\love.sng
などと command line で指定した場合に、先の @exec() は正常に実行されません。
 多くの選曲ツールの中の、例えば、DECODECO、MIDS などでは、このスタイルで playbacker を起動しています。曲 data に path を付加して実行するというスタイルです。一方、JUKEBOX などは、曲 data のある directory に current を移して実行しています。
 さて、ややこしい話しが長くなりましたが、そういう症状に対処すべく作成したのが atcc.com なのです。

■機能概要
 atcc.com は、先のような場合に、実行 file に与えられた parameter 中の path+filename 中の path を拾って、そこに current directory を移し、filename のみにして実行します。すべて終了すると、起動時の directory を current に戻します。

動作環境

ATCCの対応動作環境
ソフト名:ATCC
動作OS:MS-DOS
機種:汎用
種類:フリーソフト
作者: zou