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私の所属する機械制御工学研究室(名称が変更になった)は、パソコンをつ
かってロボットや人間の運動シミュレーションを行ったり、実際にロボット
を動かしたり、CAD支援システムを研究しているような機械工学科一のパ
ソコン使いがあつまる、というよりも育つところです。なにせ研究室の教授
と助教授をはじめ先輩方が厳しい!ほんとに鍛えられます。
さて私の研究テーマはというと簡単に言えば、
「人間とロボットの協調動作において、人間が楽にロボットを操作をするた
めには何が必要か?」
です。主に「人間工学」を学習しているのですが、日頃から考えていたのは、
「人間の動作を、3次元のCGアニメーションを使って表現できないか?」
ということでした。しかし市販されている既存のソフトはひどく高価で、コ
ンピュータにも過剰な動作環境を要求します。そこでNIFTY-SERVEのどこかに
「人間モデルの3次元CGアニメーションソフト」はないかな?と思い探し
たのですが、結局希望のソフトが見つからずがっかりしていたところでした。
そうしているうちに1994年11月、書店で「Computer Fan 12月号」の特
集「3Dワールドへの招待」と衝撃的な出会いをしました!まず日向野氏の
「ベンチファイター」で驚き、清水氏の「DEATHWING」で感動、次々に迫る3
Dショックにめまいさえ感じました。おおげさではない!
そして「これほどの3DCGソフトが、<アペックス>を組み込むだけでつくれ
る」ということに感激しました!よし、自分の希望するソフトがないのなら
作ってしまえ!と考えた。
幸い、一番の問題となる「人間の階層構造」については、CF誌添付の"ROBO.C"
というサンプルプログラムの中に、ほとんど解決策が記述されていたので、こ
のプログラムを参考にして作っていくことにしました。
そして完成したのが「人間モデルアニメーター HUMAN」というわけです。
こちらもよろしく。(おなじLIBに登録済み)
「HUMAN」の発表後、私の予想よりもFGALAM会員の方の間で好評でした
ので、気をよくした私は「人間モデルアニメーター2 TWIMAN」と題し
て新しくソフトを製作しました。今ハヤリの、二体の人間の協調動作を表現
するアニメーションソフトですね。
ソフト名: | TWIMAN |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | PC-98 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 堀ノ内 貴志 みためっくす 花園 武志 |