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ソフト詳細説明

●曲の解説
　「無窮動」は読んで字のごとく、「留まることなく常に動き続ける」という意味である。　その名の通り、ちょっとせっかちに動き廻る「なにか」をイメージさせるような曲であり、同時にこの曲が本当に「終わりがない」ということがいっそうこの曲を有名にしている。
　延々と続く８小節単位のＥs-durの旋律。様々な楽器で手を替え音を替え変奏される主題。盛り上がりが最高潮に達したところで、tuttiのfortissimo。一見動きが止まったかのような長音符。
　しかし曲は終わらず、fortissimoの陰からclarinettiとfagottoがスキを狙ってまた ちょこまかと動き出す。 そうなるともう止まらない。flauti,oboiをはじめとする木管楽器群（含む1st violineo）中心に、すこし馬鹿にしたように滑稽なメロディが奏され、気づけば曲は冒頭へ。
　こうして一端演奏が始まったら永遠に終わらない曲、それがこの「無窮動」なのである。

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