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前立腺肥大症の再発を治療する高齢患者(85歳2003年1月)も、前立腺の潜在癌は≒50%という統計的データを承知しますと、いまさらジタバタした治療をするよりも、男性の性機能の加齢衰退を体感観察するのも生甲斐(QOL)のひとつと考えます。
しかし、50歳、60歳、70歳代の男性にあっては、そんな達観的境地にはいられないでしょう。うすぼんやりとした排尿障害が前立腺の原発癌への心配が脳裏をかすめるからです。50歳を過ぎる日本人男性の5人に1人の前立腺が肥大症に罹患しているデータを知りますと、男の寿命延長に立ちはだかる前立腺癌の加齢に伴う増加もあります。しかし、前立腺特異抗原(PSA)の検査技術の出現で、前立腺癌の早期診断が可能となりました。かっては、多くの男性が線香花火的な性機能の衰退イメージを抱いていたものを払拭してくれるありがたい時代になりました。しかし、排尿困難の前兆的症状のある前立腺肥大でなく、前立腺癌の初期症状の乏しいことは、前立腺癌を悪化し、性機能をゼロにする事態から寿命短縮の悲劇となります。いずれにしても、早期にPSA検査をすることは高年者に必要です。そこで、今回は10年来の前立腺疾患の治療を続けている患者の立場から前立腺肥大と前立腺癌の見極め学習を重視する「PSA値と前立腺の大きさのディメンション関係」を初歩的に考察する看護数式を作成してみました。この初歩的考察は著名なお医者さんがすでに明らかとしてくれています病気判別の確率診断までの看護数式に展開してみる心算にあります。患者の悪いあがき行為をおあらかじめお許しください。予期せぬ年齢に到達し、全くの異質の医療世界が急速に接近するのは自然の成り行きかも知れません。それと、性機能の問題を躊躇なく、現状をあからさまにするものですが、残念なことに、患者周辺での統計的データ不足と年寄りとはいえ些少の性タブーが、否、ボケとウツが原因していることのミスワークがある点は何卒お見逃しください。
前立腺関連の薬開発の方(前立腺肥大を劇的に縮小する薬の効果を体験しています)を含めた医療関係者の普段の努力を感謝しつつ、今回は自分の眼では見られない男の内性器の前立腺ディメンションの捕捉とマーカーの関係を理解し、前立腺肥大と前立腺癌の確率的判断の論文からのVBScript作成したものです。
ソフト名: | 前立腺特異抗原(PSA)初歩学習 |
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動作OS: | Windows XP/Me/98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |