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ソフト詳細説明

　小さいくせに目に鋭く写るのは、角ばった三角形の姿故か？
　明るくヤヤ青味がかった紫色の花が二つ三つ重なり合って咲いていることが多
い。
　この花は早起きで、この写真を写した午前９時頃は既に花弁の縁の方が丸まり
かかって、いまにもしぼみそう。この花も花粉が多く、ベタッと衣服にくっつく
ことがある。

　花図鑑には北アメリカ原産とあるが、姿は優れて日本的と思うのは私の勝手な
空想なのだろうか・・・　「むらさき・・」が源氏物語でも連想させるからか・
・・　ともかくも心楽しいハナには違いない。

　分類は「ツユクサ科」とのことだが、いわゆる「つゆくさ」という花は花弁も
萼（がく）もそれぞれ３枚のうちの２枚が大きく、残る１枚が小さいため、一見
すると小型の蝶が羽根を開いたごとき２枚花弁のように見える。その点、紫露草
は花弁が３枚ともほぼ同寸法で前述のごとく三角形に見え、同じ「科」に属する
花とは、図鑑の解説を読むまでは信じられなかった。

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