ソフトを開発しようと思った動機、背景
ランチャ系のソフトウェアはたくさんありますが、シンプルで、自分がずっと使い続けることができるようなソフトをイメージして開発したのが「QuickMenu」です。「QuickMenu」は、デスクトップを右クリックしたときに表示されるポップアップメニューに、独自のメニューを追加するソフトウェアです。頻繁に利用するアプリケーションやファイル、フォルダなどを登録することができます。自分で作ったソフトの中でもよく利用するソフトのひとつです。開発中に苦労した点
「QuickMenu」の機能を利用するには、デスクトップ上で右クリックという操作を行う必要がありますが、解像度が低いために全画面表示している状況では、デスクトップ上で右クリックすることができないことがあります。それを解消するために「QuickMenu Plus」を開発して、必要な人だけが「QuickMenu Plus」をダウンロードしてもらうようにしていました。その後、エクスプローラやInternet Explorerのツールバーとして動作する「QuickMneu Bar」を開発して、これら三つの機能を同一の設定ダイアログに統合しました。開発当初はここまで作る予定はありませんでしたが、利用者からの要望などを反映して、いまの形態になっています。
また、海外の利用者から「ぜひ、英語版を作ってほしい」との要望がありました。英語版を作ることなんてまったく考えていませんでしたが、翻訳などの英語版作成に関する作業を手伝ってくれるということで、英語版を作ることになりました。その方とはメールを使って、翻訳した文章や実際に英語化した画像を送ってきてもらったりしながら作業を進めていきました(英語版開発のために協力してくれたspyder氏には感謝しています)。いまでは海外の方にも利用していただいています。
ユーザにお勧めする使い方
ランチャ系のソフトウェアはたくさんあり、利用者の好みで好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、「QuickMenu」には使い分けができるツールが3種類あります。用途に合ったツールを使っていただければと思います。
今後のバージョンアップ予定
利用者の意見を反映していく予定ではありますが、高機能化を目指した機能追加を行うことはないと思います。Ver.2.03で予定していた機能実装は完了しているので、もしかしたらこれが最終バージョンになるかもしれません。
(Darksky)